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  1. 長岡京市議会 2012-02-23
    平成24年第1回定例会(第1号 2月23日)


    取得元: 長岡京市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    平成24年第1回定例会(第1号 2月23日)                平成24年           長岡京市第1回議会定例会会議録                 第1号              2月23日(木曜日)          平成24年長岡京市第1回議会定例会-第1号-         平成24年2月23日(木曜日)午前10時01分開議
    〇出席議員(25名)                     堤   淳 太  議員                     髙 見 良 一  議員                     福 島 和 人  議員                     大 谷 厚 子  議員                     西 村 厚 子  議員                     藤 本 秀 延  議員                     武 山 彩 子  議員                     祐 野   恵  議員                     進 藤 裕 之  議員                     綿 谷 正 已  議員                     上 村 真 造  議員                     黒 田   基  議員                     坪 内 正 人  議員                     冨 岡 浩 史  議員                     浜 野 利 夫  議員                     野 坂 京 子  議員                     瀬 川 光 子  議員                     大 伴 雅 章  議員                     小 谷 宗太郎  議員                     大 畑 京 子  議員                     八 木   浩  議員                     岩 城 一 夫  議員                     田 村 義 明  議員                     藤 井 俊 一  議員                     上 田 正 雄  議員 ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(1名)           尾 﨑 百合子  議員 ───────────────────────────────────────── 〇欠  員(0名) ───────────────────────────────────────── 〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。           小 田   豊  市長           戸 田 雄一郎  副市長           浅 輪 信 子  教育委員長           芦 田 富 男  教育長           河 村   豊  水道事業管理者           辻   淳 一  理事           丹 羽 正 次  企画部長           辻 井 仁 史  総務部長           小 林 松 雄  環境経済部長           山 田 常 雄  健康福祉部長           佐々谷 明 光  建設部長           滝 川 正 幸  会計管理者           田 中 達 也  上下水道部長           山 本 和 紀  教育部長           前 田   進  監査委員           中 川 幸乃龍  監査委員事務局長           喜 多 利 和  秘書課長           木 村 靖 子  総務課長 ───────────────────────────────────────── 〇議会事務局    山 本 豊 彦  事務局長           工 藤 有 司  事務局次長           河 北 昌 和  事務局次長補佐兼議事調査係長 ───────────────────────────────────────── 〇議事日程(第1号)平成24年長岡京市第1回議会定例会           2月23日(木曜日)午前10時開議   1.会議録署名議員の指名   2.会期の決定   3.議長諸報告   4.市長諸報告   5.定期監査及び例月現金出納検査の結果報告   6.報告第 1号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第1号 平成23年度長岡京市一般会計補正予算             (第4号)〕   7.第 1号議案 長岡京市事務分掌条例及び長岡京市都市計画審議会条例の一部改            正について   8.第 2号議案 長岡京市防災会議条例の一部改正について   9.第 3号議案 長岡京市税条例等の一部改正について  10.第 4号議案 長岡京市保育所設置条例の一部改正について  11.第 5号議案 長岡京市営住宅等の設置及び管理に関する条例等の一部改正につ            いて  12.第 6号議案 長岡京市営小集落改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改            正について  13.第 7号議案 長岡京市中央公民館設置条例の一部改正について  14.第 8号議案 長岡京市図書館設置条例の一部改正について  15.第 9号議案 長岡京市立総合交流センター設置条例の一部改正について  16.第10号議案 平成23年度長岡京市一般会計補正予算(第5号)  17.第11号議案 平成23年度長岡京市国民健康保険事業特別会計補正予算            (第3号)  18.第12号議案 平成23年度長岡京市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)  19.第13号議案 平成23年度長岡京市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)  20.第14号議案 平成23年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算            (第3号)  21.第15号議案 平成23年度長岡京市水道事業会計補正予算(第1号)  22.第16号議案 平成24年度長岡京市一般会計予算  23.第17号議案 平成24年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算  24.第18号議案 平成24年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算  25.第19号議案 平成24年度長岡京市馬場財産区特別会計予算  26.第20号議案 平成24年度長岡京市神足財産区特別会計予算  27.第21号議案 平成24年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算  28.第22号議案 平成24年度長岡京市調子財産区特別会計予算  29.第23号議案 平成24年度長岡京市友岡財産区特別会計予算  30.第24号議案 平成24年度長岡京市開田財産区特別会計予算  31.第25号議案 平成24年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算  32.第26号議案 平成24年度長岡京市粟生財産区特別会計予算  33.第27号議案 平成24年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算  34.第28号議案 平成24年度長岡京市介護保険事業特別会計予算  35.第29号議案 平成24年度長岡京市駐車場事業特別会計予算  36.第30号議案 平成24年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算
     37.第31号議案 平成24年度長岡京市水道事業会計予算 ───────────────────────────────────────── ○(上田正雄議長) おはようございます。  これより平成24年長岡京市第1回議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、髙見良一議員、岩城一夫議員を指名します。  次に、日程2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  この定例会の会期は、本日から3月23日までの30日間とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、会期は30日間と決定します。  次に、日程3、議長諸報告であります。  まず、12月定例会以降の議会活動につきましては、お手元に配布しました議会活動概要報告のとおりであります。  次に、意見書の処理報告であります。  12月定例会で議決されました防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書、国民生活の安心と向上を確立するために基金事業の確実な実行を求める意見書及び取調べの可視化(取調べ全過程の録画)の実施を推進する意見書については、12月15日付で国会及び政府関係機関へ送付しました。  次に、12月定例会以降の乙訓環境衛生組合議会乙訓福祉施設事務組合議会及び乙訓消防組合議会の会議の報告書が提出されています。お手元に配布のとおりであります。  次に、議員の派遣についての報告であります。  会議規則第164条第1項ただし書きの規定により、議員を派遣しましたので報告します。お手元に配布のとおりであります。  以上で議長諸報告を終わります。  次に、日程4、市長諸報告であります。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) おはようございます。  本日、ここに平成24年長岡京市第1回議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私とも大変お忙しいところ、御出席いただきまして、厚くお礼を申し上げます。  それでは、去る12月議会定例会以降の主な事務事業につきまして、御報告を申し上げます。  まず、西山森林整備について御報告をいたします。  西山の森林整備につきましては、平成17年に西山森林整備推進協議会を立ち上げ、サントリーからの御支援や多くの方々の御協力をいただき、西山の森林整備等を進め、西山全体の4分の1の整備が既に完了いたしました。  このような中で、水をはぐくむ森づくりとして、サントリー天然水の森を全国で展開されておりますサントリーホールディングス株式会社から、西山森林整備推進協議会の方針に基づき、西山におきまして、天然水の森の申し出をいただきました。本市といたしましても、長期にわたり西山の森林整備をさらに進めていきたいという思いから、森林所有者への説明等をサントリーとともに進めてまいりました。  この結果、奥海印寺地区の小泉川源流域約60ヘクタールの森林所有者の同意をいただきました。サントリー天然水の森京都西山と位置づけをいたしまして、森林所有者の代理人として、長岡京市森林組合とサントリーによります調印式が、長岡京市及び西山森林整備推進協議会を立会人として来月の3月19日にサントリー京都ビール工場におきましてとり行われ、平成24年度から事業を始めることとなりました。  今後、西山森林整備推進協議会で議論してまいりました、美しく楽しい健全な恵みの森を保全育成していくための森林整備方針に基づきまして、全国で森林整備を行われておりますサントリーのノウハウも生かした森林整備を進めてまいります。  あわせて、このような取り組みを行っている西山森林整備推進協議会が、低炭素杯2012の全国大会京都府代表として唯一選ばれて出場することとなりました。  去る2月18日に東京国際会議場におきまして、全国から41団体の取り組みの発表が行われました。この低炭素杯は、一昨年に長岡中央商店街振興組合がみずからつくったLEDランプの取り組みで銀賞に輝いた環境省主催の全国大会であります、ストップ温暖化「一村一品」大作戦がございましたが、昨年から低炭素社会の構築を目指した活動を行う団体の日本一を決定する全国大会に衣がえがされたものでございます。  結果といたしまして、入賞することはできませんでしたが、先ほどのサントリー天然水の森事業も含めまして、西山の森林整備をさらに図ってまいります。  次に、市制施行40周年記念事業につきまして、御報告を申し上げます。  さきの12月議会におきまして、市制施行40周年記念事業実施協議会からの御提案といたしまして、記念式典及び記念講演会の実施や40周年の冠を付した市の既存事業、記念冊子としての市政要覧の作成などを報告いたしました。その後の市としての取り組みの概要につきまして、御報告させていただきます。  まず、平成24年度自治記念式典、そのオープニングを飾る記念講演、演奏に合わせての記念講演会を9月30日の日曜日に実施することといたしました。また、市制施行の機運を盛り上げるために、既存事業の一部を40周年記念の冠を付して実施し、記念冊子として写真を多用いたしました市政要覧の作成、テーマを絞った子ども議会の開催などを予定をいたしております。  このほかに、公開番組のNHKのど自慢の収録を26年ぶりに本市に誘致し、長岡京記念文化会館で開催する予定となりました。  また、啓発活動の一つといたしまして、1月末で既に募集を締め切りましたが、市制40周年記念のロゴキャッチコピー募集では、他府県からも含めまして多くの御応募をいただきました。今後、選考委員会や市制40周年記念事業実施協議会での審査の後、優秀作品を市制40周年記念事業の啓発に広く活用したいと考えております。  次に、伊豆の国市との姉妹都市人事交流研修事業につきまして、御報告申し上げます。  今回の人事交流につきましては、昨年11月の姉妹都市盟約締結5周年記念式典に先立ち開催いたしました伊豆の国市との行政懇談会において、両市のさらなる連携を深める目的で決定させていただいたものであります。  まず、去る1月17日から20日までの4日間、本市職員3名が伊豆の国市に赴き、防災、観光及び福祉のそれぞれの分野において研修を行いました。そして、1月24日から27日までの4日間は、伊豆の国市職員3名が本市を訪れ、市民協働、男女共同参画、公園、景観、まちづくり及び福祉のそれぞれの分野において研修を行いました。研修期間中は、お互いの市の特色ある取り組みや先進的な業務について見聞を広めました。  地方自治体を取り巻きます環境は目まぐるしく変化をいたしております。長岡京市だけの枠にとどまることなく、ふだんから広く視野を広げ、協力連携や情報収集に努めておくことが求められる時代であります。  この人事交流は、お互いの強みや長所を学び合うことのできる非常によい機会になるものと思います。この両市の人事交流研修は、今年度をスタートとし、来年度以降もさらに充実させて実施いたし、両市の交流と発展に努めてまいりたいと考えております。  次に、防災対策に対する取り組み状況について、御報告を申し上げます。  現在、国では防災基本計画、京都府では地域防災計画の見直しに取り組まれておりますが、これらの改正内容と整合を図りながら、本市の地域防災計画も見直すことといたしております。  そこで、阪神淡路大震災発生日であります去る1月17日には、昨年の東日本大震災において支援に赴いた市職員の活動報告会を行い、参加した各部局の庶務担当課長を中心に、地域防災計画の見直しについて、全庁的な取り組みとすることを確認いたしました。  市民の皆様方に向けましては、1月17日から1月27日まで防災展を市役所ロビーで開催いたし、防災意識や知識等の啓発を行いました。2月16日には、自主防災会、自治会共催によります自主防災リーダー研修会を開催し、その活動の重要性や自助、共助、公助の役割等について啓発を行い、市民の視点に立った防災対策につきまして、広く御意見をいただきました。  東日本大震災から1年を迎えます3月11日には、本市災害対策各部各班の班長、副班長を参集し、災害発生時初動態勢等の訓練実施を予定いたしております。また、この震災発生時であります午後2時46分に、市内7カ所のサイレンを吹鳴させ、市民の皆様方とともに追悼の意を込めたいと考えております。  そして、3月17日には、防災シンポジウムを開催いたし、地域防災計画の見直しに向けまして、市民の皆様方の御意見をいただく予定をいたしております。  さらに、災害避難情報システムの整備に関しましては、NTTドコモでは1月17日からエリアメール、ソフトバンクでは2月3日から、KDDIでは2月13日から緊急速報メールの運用を既に開始していることを御報告いたします。  次に、地域コミュニティ活性化事業の取り組みにつきまして、御報告を申し上げます。  まず、長岡第四小学校区地域コミュニティ協議会における井戸掘りプロジェクトのその後の経過についてであります。  昨年7月に実施をいたしました12メートルまでの手掘りでの掘削では、十分な水量を得ることができませんでした。そこで、11月から機械による掘削を地表から約30メートルまで進めた結果、水脈に当たり、毎分約40リットルの地下水をくみ上げることができました。  校区住民の方の御寄附により発電機も兼ね備えた電動ポンプを設置、去る12月18日には完成式を行い、校区住民の皆様とお祝いをいたしました。  次に、第五小学校区の事業の進捗状況についてでございます。  自治会や関係諸団体と協議を進めてまいりましたが、2月16日に地域コミュニティ協議会の前段階であります準備委員会が立ち上げられました。今後、準備委員会では、来年度の地域コミュニティ協議会設立に向けて、規約、組織機構及び事業計画などの策定のため、協議を進めていかれる予定であります。  次に、インフルエンザ対策について、御報告申し上げます。  本市におきましては、インフルエンザの流行を前に、昨年11月1日から1月31日まで、お年寄りインフルエンザ予防接種事業として65歳以上の高齢者への助成をはじめ、市民の方々には、昨年末にホームページ、また広報長岡京の新年号でインフルエンザ予防の啓発を行いました。  しかし、京都府の速報によりますと、去る1月23日から29日の定点医療機関におけるインフルエンザの発生状況は、京都府全体では38.87人となり、中でも乙訓管内では56.26人と多く、京都府は2月2日に府内全域に予防警報を発令されました。同時に、乙訓休日応急診療所の患者数もふだんの約4倍となり、そのほとんどがインフルエンザの患者でございました。  本市におきましても、京都府の速報を受け、すぐに保育所や小中学校等にインフルエンザ予防の啓発チラシを配布するなど注意喚起を行い、市民に対しまして、市ホームページによります再度インフルエンザの予防啓発を行いました。  また、急増いたしております乙訓休日応急診療所の患者の方々に対応するため、診療体制を1月末から診療スタッフを増員して対応いたしております。  次に、長岡京市地域公共交通会議について、御報告をいたします。  長岡京市地域公共交通会議は、現在、整備が進められております阪急新駅や京都第二外環状道路の完成予定の平成25年に、本市の交通環境が大きく変わることや、今後の人口減少や高齢化問題、環境、福祉施策等を含め、多様な課題に取り組むためにスタートいたしました。  交通会議では、本市のまちづくりにおける公共交通の現状の課題や解決に向けまして、長岡京市地域公共交通ビジョンを策定するもので、平成24年度末策定の目標で取り組み、構想のまとめをさせていただきます。  ビジョン策定に向けまして、長岡京市地域公共交通会議の第1回は、去る2月3日に開催いたしました。交通会議では、会長に飯田恭敬京大名誉教授、副会長に土井 勉京大大学院教授が選出され、学識経験者、公共交通事業者、住民利用者の代表、国、京都府、京都府警等の関係行政機関及び公募市民の御参画をいただき、あわせて25名の委員構成で、基本方針や要綱、会議のスケジュールなどを御確認いただきました。  また、交通会議における専門部会であります路線バス、コミュニティバス、高速バスの3部会の設置につきまして、承認いただきました。路線バス、コミバスの各部会につきましては、今年度内に開催いたす予定をいたしております。  今回のビジョン策定の位置づけは、本市の第3次総合計画、都市計画マスタープランに基づくものであり、まちづくりの方向性と関連計画との整合を図りながら、地域公共交通を検討するものであります。  今後の長岡京市を見据えたまちづくりを支える公共交通のあり方につきまして、十分な議論と取り組みを進め、だれもがいつでも安心して移動できるまちの実現を目指していきたいと考えております。  次に、京都第二外環状道路西代トンネルの貫通につきまして、御報告申し上げます。  京都第二外環状道路につきましては、平成24年度末の供用開始に向けて、現在全区間で工事中の状況でございます。その中で、奥海印寺地区の西代トンネル工事におきまして、昨年12月22日に大山崎インターチェンジ方面となります上り線、また今年の1月20日には沓掛インターチェンジ方面となります下り線が貫通いたしました。  西代トンネルは上り線が65メートル、下り線が105.5メートルの延長ですが、長岡京市内で初めてのトンネル貫通であります。京都第二外環状道路の中でも初めての貫通でございました。  平成16年当時の設計説明会の時点で、上り線は開削工法であり、トンネル構造ではございませんでしたが、市民の西山への景観に対する強い思いを伝えるべく、事業者と協議をいたし、国土交通省が西山の景観に配慮したトンネルの設計変更に踏み切られ、施工されたものでございます。  一方、西代トンネルの京都市側となります西山トンネルにつきましては、現在も鋭意掘削中であり、上り線が735メートル、下り線が643メートルまで進んでいる状況であり、今後24年度に入りましたら西山トンネル工事等の市民の皆様方への見学会の実施も予定されております。  地元の方々や関係者の皆様方には、今後とも御迷惑をおかけすることになろうと存じますが、国土交通省と十分調整をしながら、最善の努力を尽くす所存でございますので、御協力をいただきますように、お願いいたします。  次に、立命館中学、高等学校の長岡京市への移転についての進捗状況について報告させていただきます。  学校法人立命館から、昨年4月、長岡京市まちづくり協議申し出書が本市に提出され、市まちづくり条例に基づき、立命館が地元自治会の要請に応じて昨年6月から11月までの間に、市民への説明会を重ねて開催されました。  また、その他関係機関等の行政手続の協議に関しまして、高度地区の規制に関する許可は都市計画審議会においての審査、景観条例に基づく建物の形態、意匠、色彩などは、景観デザイン審査会での審査を終え、許可適合となっております。  立命館からは、協議の中で必要となります地元対応、各関係機関との協議は、ほぼ整いつつあるとの報告を受けており、今年2月下旬には、市まちづくり協議済書を発行する状況となってきております。  協議完了後は、建築確認申請を経て、建築工事にかかることになりますが、事前の工事説明会は2月中に各自治会へ行う予定とのことであり、工事着手は4月ごろになる予定でございます。  なお、成安公園の整備につきましては、これまで地元自治会をはじめ成安公園の利用者の皆様方からさまざまな御意見を伺っております。今後の公園整備並びに維持管理に関する新たな公園のあり方につきまして、自治会の皆様方やサポーターなど利用者の皆様方にも参加をいただき、事業者、行政と一緒になって議論をいただくワークショップを近々開催し、整備の方向性を決めていきたいと考えております。  次に、水道事業の移設更新と事業運営の効率化を目指し、実施いたしました北給水区域と長法寺給水区域の統合につきまして、御報告申し上げます。  北、長法寺の給水区域統合に伴います水道管の洗管作業につきましては、去る1月16日から1月31日までの約2週間、市民生活への影響が少ない深夜に実施させていただきました。  市民の皆様方からは、水の濁りに対する大きな苦情もなく、無事に北給水区域を長法寺配水池からの給水に切りかえることができました。安心で安全な水の安定供給を損なうことなく実施できましたことに安堵いたしております。  今後、数カ年をかけて、北給水区域の配水池やポンプ場を耐震化された施設に整備した後に、今回とは逆に、新しく整備されました北配水池から長法寺給水区域へ給水する予定といたしております。この切りかえ作業につきましても、今回と同様万全の体制で取り組んでまいりますので、引き続き御理解と御協力をいただきますようによろしくお願いをいたします。  以上、市長諸報告といたします。 ○(上田正雄議長) 以上で、市長諸報告を終わります。  次に、日程5、定期監査及び例月現金出納検査の結果報告であります。  監査委員の報告を求めます。  前田監査委員。               (前田 進監査委員登壇) ○(前田 進監査委員) おはようございます。  定期監査及び例月現金出納検査の結果について、御報告申し上げます。  地方自治法第199条第4項の規定によりまして定期監査を、また、同法第235条の2第1項の規定によりまして例月現金出納検査をそれぞれ実施いたしました。その監査の対象並びに結果と地方自治法第199条第12項による通知がありましたことをあわせて御報告させていただきます。  なお、その内容の詳細は、お手元にお配りいたしました報告書のとおりでございます。  以上をもって、監査報告とさせていただきます。 ○(上田正雄議長) 以上で、監査報告を終わります。  次に、日程6、報告第1号 専決処分の承認を求めることについてから、日程21、第15号議案 平成23年度長岡京市水道事業会計補正予算(第1号)までの16件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。
                   (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) それでは、私からは、日程6、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、日程16、第10号議案 平成23年度長岡京市一般会計補正予算(第5号)につきまして御説明を申し上げ、その他の議案につきましては、副市長及び関係部長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  まず、日程6、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、御説明を申し上げます。その内容は、平成23年度長岡京市一般会計補正予算(第4号)であります。  専決いたしました補正予算の概要につきましては、昨年11月に発生いたしました大雨によります被害と思われます西山作業道の崩落箇所に対する復旧に要する経費措置を講じたものであります。鉢伏池の利水等地域にも影響がありますことから、早期の対応をいたすため、専決にて対応いたしました。  内容といたしましては、款6農林水産業費、項2林業費、目1林業費において、西山作業道整備工事費を325万9,000円増額し、同額を款12予備費で減額した歳出予算のみの補正であります。あわせまして、執行期間が年度を超えることから、第2表で当該事業費の繰越明許費の設定を行い、早期の対応を担保するものであります。  以上が、平成23年1月27日に専決をいたしました平成23年度長岡京市一般会計補正予算(第4号)の概要でございます。御承認のほどよろしくお願い申し上げます。  次に、日程16、第10号議案 平成23年度長岡京市一般会計補正予算(第5号)につきまして、御説明を申し上げます。  既定の予算総額に歳入歳出それぞれ6億727万2,000円を追加し、平成23年度長岡京市一般会計歳入歳出予算の総額を257億9,539万7,000円とするものであります。  それでは、歳出予算の概要から御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、年度末の補正として、予算措置が必要な歳出経費の措置に加えまして、国の三次補正予算によります交付金を活用いたしまして、平成24年度予定の小中学校の耐震化事業の前倒しにも取り組む内容となっております。  それでは、まず、款2総務費、項1総務管理費であります。総額で1億6,839万8,000円を増額いたしました。目1一般管理費におきましては、退職予定者の増加から、退職手当1億6,370万円を追加するものであります。  目10防犯防災費におきましては、向日市南山における京都府の急傾斜地砂防事業に係る市負担金の確定に伴い、京都府砂防事業負担金449万8,000円を計上し、また自主防災組織の新規増が予定されることから、育成補助金20万円を増額いたしました。  次に、款3民生費であります。総額で6,731万円の増額となっております。  まず、項1の社会福祉費の目1社会福祉総務費では、基盤安定制度事業費の確定に伴い、後期高齢者医療事業特別会計、国民健康保険事業特別会計への繰出金をそれぞれ増額し、加えて国民健康保険事業特別会計へは、激増する保険給付費の財政支援といたしましての繰出金5,000万円を追加計上いたしました。  目10障がい者福祉費では、執行見込みによります所要の経費の追加と新たに社会福祉法人あらぐさ福祉会が実施しますケアホーム整備に係る補助金66万2,000円を計上いたしております。  項2児童福祉費、目3委託児童入所運営費の民間保育園整備事業費補助金の増額は、社会福祉法人ゆりかご会が実施します保育園の増築整備に係る補助金の追加であります。  次に、款4衛生費、項1保健衛生費でありますが、総額で2,075万1,000円の増額となっております。執行見込みに伴う経費の追加でありますが、目6環境衛生費におけるアライグマ防除事業負担金は、京都広域協議会への負担金7万9,000円の計上であります。  次に、款6農林水産業費の項1農業費、目4農地費につきましては、補助事業数の増に伴う土地改良事業補助金147万1,000円の追加計上でございます。  款7商工費、項1商工費の目2商工振興費におきましては、利用件数の増に伴う執行見込みから、中小企業振興融資利子補給金を131万3,000円増額するものであります。  次に、款8土木費であります。総額で4,260万1,000円の減額となっております。  項2道路橋梁費につきましては、歳入の補正による財源の組みかえであります。  項4都市計画費につきましては、執行見込みに伴い事業費の増、減額等をいたしておりますが、目4公共下水道費の繰出金につきましては、下水道使用料の減収見込み等に伴う特別会計の繰出金の増額であります。  目5公園費につきましては、歳入の補正による財源の組みかえでございます。  次に、款10教育費でありますが、総額で3億9,233万6,000円を増額いたしております。  項1教育総務費から項3中学校費におきまして、所要の経費の措置をいたしておりますが、項2小学校費、また項3中学校費では、既定の耐震化事業費の精算とともに、国の補正を活用いたしまして、平成24年度予定事業の長法寺小学校及び長岡第六小学校の体育館耐震化事業及び長岡第二中学校の校舎耐震化事業の前倒し経費の追加措置をいたしております。  最後に、款12予備費につきましては、170万6,000円を減額し、今回の補正における歳入歳出の全体調整を図りました。  以上が歳出予算の概要であります。  続きまして、今回の補正における歳入予算について、御説明を申し上げます。  まず、款1市税であります。現時点での収入見込みを踏まえまして、個人市民税を4,600万円減額いたし、法人市民税2億8,000万円増額するものであります。  次に、款13国庫支出金であります。総額で8,576万9,000円の増額となっております。  項1国庫負担金では、確定に伴い、国民健康保険基盤安定制度国庫負担金を減額いたしました。  次に、項2国庫補助金でありますが、それぞれ本年度の交付額の確定等に伴い所要の補正をいたし、総額で8,616万4,000円の増額となっております。  目5の教育費補助金の小学校費及び中学校費補助金にあります学校施設環境改善国庫負担金の増額につきましては、国の補正を受けて前倒し実施をします耐震改修事業費を含むものであります。  次に、款14府支出金であります。総額で1,459万2,000円を増額いたしております。  項1府負担金は、国と同様に、交付額の確定に伴うものであります。  項2府補助金では、予防接種事業費の増額から、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時府交付金1,013万円を増額いたしました。  次に、款15財産収入でありますが、今年度の売却見込みによる減額であります。  款17繰入金につきましては、財源調整の結果、財政調整基金の取り崩し額を減額いたしております。  款19諸収入につきましては、退職手当に係ります水道局負担金を計上し、交付額の確定により京都府市町村振興協会、市町村等交付金の増額をいたしております。  最後に、款20市債であります。総額で2億7,750万円を増額いたしております。土木債におきましては、交付金等の歳入及び対象事業費等の補正により、各項目におきましてそれぞれ所要の調整をいたすものであります。教育債も同様の調整によるものでありますが、小学校債及び中学校債の耐震化事業債の増額につきましては、国の補正を受けまして前倒し実施をする耐震改修事業費を含むものであります。  以上が歳入予算の概要であります。  次に、第2表継続費補正について、御説明を申し上げます。  変更といたしまして、阪急新駅駅舎建設工事負担金事業、恵解山古墳保存整備事業とともに、事業の進捗状況に伴いそれぞれ平成24年度以降の年割額を変更するものであります。いずれも事業費総額についての変更はございません。  続きまして、第3表繰越明許費であります。  追加といたしまして、いずれも年度内執行の見込みが困難な5つの事業につきまして、繰越明許費の設定をお願いするものであります。  最後に、第4表地方債補正であります。  既定の7件の起債につきまして、その限度額の変更をお願いするものであります。  以上が平成23年度長岡京市一般会計補正予算(第5号)の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○(上田正雄議長) 戸田副市長。               (戸田雄一郎副市長登壇) ○(戸田雄一郎副市長) それでは、私からは日程13、第7号議案 長岡京市中央公民館設置条例の一部改正、日程14、第8号議案 長岡京市図書館設置条例の一部改正及び日程15、第9号議案 長岡京市立総合交流センター設置条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。  まず、日程13、第7号議案 長岡京市中央公民館設置条例の一部改正について、御説明申し上げます。  今回の改正は、平成24年4月1日施行の地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により、社会教育法の一部が改正され、公民館運営審議会の委員の委嘱の基準を省令で定める基準を参酌して条例で定めるとされていることに伴うものであります。  具体的には、法の改正趣旨に基づき省令の基準を参酌し、審議会の委員の対象者に家庭教育の向上に資する活動を行う者を追加するため、本条例の一部改正を提案するものであります。  次に、日程14、第8号議案 長岡京市図書館設置条例の一部改正について、御説明申し上げます。  今回の改正は、平成24年4月1日施行の地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により、図書館法の一部が改正され、図書館協議会の委員の任命の基準を省令で定める基準を参酌して条例で定めるとされていることに伴うものであります。  具体的には、法の改正趣旨に基づき省令の基準を参酌し、協議会の委員の対象者に家庭教育の向上に資する活動を行う者を追加するため、本条例の一部改正を提案するものであります。  次に、日程15、第9号議案 長岡京市立総合交流センター設置条例の一部改正について、御説明申し上げます。  教育支援センターでは、現在、月曜から金曜までの週5日間を開館日とし、教育に関する調査研究、教職員研修、教育相談、適応指導教室による児童生徒の受け入れなどを実施しております。  このたび、文化教育立市として、働く女性の支援及び男性の子育て参加の促進を目指し、来年度から開館日に土曜日を追加して教育相談の拡充を図るため、本条例の一部改正を提案するものであります。  以上、提案理由の説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 河村水道事業管理者。             (河村 豊水道事業管理者登壇) ○(河村 豊水道事業管理者) 日程21、第15号議案 平成23年度長岡京市水道事業会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。  今回の補正は、職員の死亡退職に伴います退職給与金の増額であります。  まず、本予算第2条の収益的収入及び支出ですが、営業費用を200万円増額し、23億5,961万8,000円、事業費用の総額を24億8,841万5,000円とするものであります。  次に、第3条で、議会の議決を経なければ流用できない経費であります退職給与金につきまして、200万円増額し5,200万円と改めるものであります。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 丹羽企画部長。               (丹羽正次企画部長登壇) ○(丹羽正次企画部長) 日程7、第1号議案 長岡京市事務分掌条例及び長岡京市都市計画審議会条例の一部改正について、御説明申し上げます。  平成24年度の組織改正におきまして、新しい都市基盤としての二外新駅周辺整備や新たな地域公共交通の推進等を本市の重要施策として位置づけ、積極的に進めるため、建設部を建設交通部に改称いたします。  これを受けまして、条文中に建設部の文言のある長岡京市事務分掌条例及び長岡京市都市計画審議会条例の2条例について、一括して所要の改正を行うものであります。なお、この条例は平成24年4月1日から施行するものであります。  以上、提案理由の説明といたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 辻井総務部長。               (辻井仁史総務部長登壇) ○(辻井仁史総務部長) 私から、日程8、第2号議案 長岡京市防災会議条例の一部改正について及び日程9、第3号議案 長岡京市税条例等の一部改正について、御説明申し上げます。  まず、日程8、第2号議案 長岡京市防災会議条例の一部改正についてでございます。  昨年3月11日の東日本大震災では、避難対策の問題や原子力発電所の事故に伴う原子力災害、多数の帰宅困難者が出現するなど、新たな課題が生じました。  これらの状況を踏まえ、本市の地域防災計画見直しの中心となる防災会議の構成委員を拡充し、市民の皆様の意見や女性の視点を反映させ、本市の実情に即した計画見直しとするため、条例の改正を行おうとするものであります。  改正の内容につきましては、防災会議委員の選出区分を拡充するとともに、委員の定数を現行の25人から30人にしております。また、専門委員の事務分掌、委嘱等の整備を行い、計画の見直し等必要な事項の調査研究を行うための部会を、防災会議に設置できる規定を追加しております。その他、所要の条文整理を行い、平成24年4月1日から施行するものであります。  次に、日程9、第3号議案 長岡京市税条例等の一部改正について、御説明申し上げます。  経済社会の構造変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律が平成23年12月2日に公布され、一部施行期日が異なりますが原則として同日から施行されております。  また、同日に東日本大震災からの復興に関し、地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律が公布され、施行されております。これらの法律の施行に伴いまして、本市の市税条例等の一部を改正するものであります。  改正の主な内容は、個人市民税の退職所得の税額控除の廃止、市民税均等割の一定期間の加算措置、法改正に伴う条文の整備、市たばこ税の税率の引き上げを行うものであります。  以上、提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) 日程10、第4号議案 長岡京市保育所設置条例の一部改正について、御説明申し上げます。  長岡京市立今里保育所については、昭和45年に開所し、保育所として42年間運営してまいりました。昭和44年に保育所用地を借用し、これまで地権者や地元の方々に多大な御支援、御協力を賜り、地域に親しまれた保育所として展開してまいりました。  このたび、今里保育園の開園に伴い当該保育所用地を地権者に返還し、平成24年3月末日をもって保育所を廃止するため、条例の一部を改正するもので、この条例は平成24年4月1日から施行するものでございます。  なお、平成24年4月1日から長岡第七小学校南東敷地に新たに社会福祉法人が運営する今里保育園が開園されます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 佐々谷建設部長。              (佐々谷明光建設部長登壇) ○(佐々谷明光建設部長) 私からは、日程11、第5号議案 長岡京市営住宅等の設置及び管理に関する条例等の一部改正について及び日程12、第6号議案 長岡京市営小集落改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。  まず、日程11、第5号議案 長岡京市営住宅等の設置及び管理に関する条例等の一部改正についてでございますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、公営住宅法の一部改正が平成24年4月1日に施行されることになりました。  公営住宅法第23条第1項の改正に伴い、同居親族要件の規定が削除されることになりましたが、本市の市営住宅の現状から、家族向け住宅の必要性が高いため現行のとおり同居親族要件を入居資格に規定を残すため、同法の規定を引用しております長岡京市営住宅等の設置及び管理に関する条例の改正をするものであります。  あわせまして、平成22年度に策定いたしました長岡京市営住宅等長寿命化計画において、老朽化及び小規模住宅であります北開田住宅の2戸について、今年度に解体を終えましたので削除するものであります。  なお、この条例改正は、平成24年4月1日から施行するものといたしております。
     次に、日程12、第6号議案 長岡京市営小集落改良住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。  今回の改正は、長岡京市営住宅等の設置及び管理に関する条例改正と同じく、公営住宅法の改正に伴い、同条例の規定を引用しております長岡京市営小集落改良住宅の設置及び管理に関する条例を整備するため改正するものであります。  なお、この条例改正も、同じく平成24年4月1日から施行するものといたしております。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) 日程17、第11号議案 平成23年度長岡京市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ2億6,485万4,000円を追加し、予算総額を78億3,227万2,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、保険給付費で2億6,000万円の増額となっております。これは平成23年度の療養給付費の大幅な伸びによるもので、内容は一般被保険者療養給付費として1億8,000万円を、退職被保険者等療養給付費として8,000万円をそれぞれ増額するものでございます。  次に、予備費といたしまして、財源調整のため485万4,000円を増額しております。  続きまして、歳入でございますが、国庫支出金で7,740万円を増額しております。これは歳出の一般被保険者療養給付費の増額に伴う国庫負担金の療養給付費等負担金で6,120万円を、国庫補助金の財政調整交付金で1,620万円をそれぞれ増額しております。  次に、療養給付費等交付金で8,000万円を増額しております。これは歳出の退職被保険者等療養給付費の増額に伴う療養給付費等交付金を増額したものでございます。  次に、府支出金で1,260万円を増額しております。これは歳出の一般被保険者療養給付費の増額に伴う府財政調整交付金を増額したものでございます。  次に、繰入金で9,485万4,000円を増額しております。内容につきましては、一般会計繰入金として保険基盤安定制度繰入金の確定に伴い485万4,000円を、その他一般会計繰入金として5,000万円を、財政調整基金繰入金として4,000万円を増額したものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 田中上下水道部長。              (田中達也上下水道部長登壇) ○(田中達也上下水道部長) 日程18、第12号議案 平成23年度長岡京市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ151万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を29億9,421万4,000円とするものでございます。  それでは、先に歳出から説明させていただきます。  款1事業費、目1一般管理費を2,338万4,000円増額するものでございます。内容につきましては、流域処理維持管理負担事業で、京都府の精算見込みにより、維持管理負担金を776万6,000円、下水道長寿命化事業で1,561万8,000円をそれぞれ増額するものでございます。  下水道長寿命化事業では、下水道施設の改修工事で国からの交付金が確保できましたことから、梅ヶ丘地内におけます管渠更生工事を実施するため3,170万円を増額する一方、入札執行の結果等によりまして、測量調査設計委託料で1,000万円、京都第二外環状道路関連で608万2,000円をそれぞれ減額するものでございます。  次に、目2下水道築造費汚水分でございますが、1,741万8,000円を減額するものでございます。その内容につきましては、流域下水道汚水建設負担事業で、京都府の精算見込みに伴い建設負担金を1,546万2,000円、また、下水道汚水築造事業におきまして、入札執行の結果等によりまして工事費を195万6,000円それぞれ減額するものでございます。  次に、目3下水道築造費雨水分でございますが、京都府の精算見込みに伴いまして、建設負担金を747万7,000円減額するものでございます。  次に、款2公債費、目1元金につきましては、今回の補正額の増減に伴い財源内訳を変更するものでございます。  続きまして、歳入について御説明申し上げます。  まず、款1使用料及び手数料、目1公共下水道の使用料でございますが、主に大口事業所の使用料の減少に伴いまして2,540万3,000円を減額するものでございます。  次に、款2国庫支出金、目1下水道費補助金でございますが、歳出で御説明いたしました下水道長寿命化事業の下水道施設の改修工事を対象といたしまして、社会資本整備総合国庫交付金2,195万円を増額するものでございます。  次に、款3繰入金、目1一般会計繰入金を、今回の補正に伴いまして2,812万4,000円増額するものでございます。  次に、款5諸収入、目1雑入では、京都第二外環状道路関連の既設管の撤去工事の減少に伴いまして、工事負担の収入減により608万2,000円を減額するものでございます。  次に、款6市債、目1下水道債につきましては、対象事業であります下水道築造費の減によりまして2,010万円を減額するものでございます。  次に、第2条の繰越明許費でありますが、第2表のとおり、款1の事業費の下水道長寿命化事業を4,650万円繰り越すものでございます。  内容につきましては、事業の財源として社会資本整備総合国庫交付金を確保し、梅ヶ丘地内におけます管渠更生工事を年度内に着手はいたしますものの、年度内での完成は困難でありますことから繰り越しとするものでございます。  次に、第3条の地方債の補正でございますが、第3表のとおり、限度額を7億3,440万円に変更するものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) 日程19、第13号議案 平成23年度長岡京市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)及び日程20、第14号議案 平成23年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明させていただきます。  はじめに、日程19、第13号議案 平成23年度長岡京市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ7,762万7,000円を増額し、予算総額を47億4,254万円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、介護保険給付費の増加により保険給付費を7,762万7,000円の増額をするもので、内訳は居宅介護施設介護サービス給付費6,362万7,000円と特定入所者介護サービス費1,400万円の増額をするものでございます。  次に、歳入についてでございますが、介護保険給付費の増加及び第1号被保険者の所得減少に伴う介護保険料の減収により、介護保険事業特別会計の財源不足を補うため、支出金の財政安定化基金事業府交付金として3,862万7,000円を、また財政安定化基金事業府貸付金借入金として3,900万円を追加するものでございます。  なお、借入金につきましては、次期第5期介護保険事業計画の平成24年度から26年度の3カ年で返還するものでございます。  次に、日程20、第14号議案 平成23年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ3,125万円を増額し、予算総額を9億421万8,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、後期高齢者医療広域連合納付金で3,125万円を増額するもので、これは保険料等負担金で3,068万3,000円を増額し、また保険基盤安定制度負担金で56万7,000円を増額するものでございます。  次に、歳入でございますが、後期高齢者医療保険料で3,068万3,000円を増額するものでございます。これは、広域連合が前年度保険料に対して5.9%の増加を見込んで算定した当初保険料額より実質保険料調定額がさらに4.4%上回ることにより増額するものでございます。  次に、繰入金で56万7,000円を増額するもので、これは保険料軽減措置の対象者の増加による負担金の増額に伴い、一般会計から繰入金として保険基盤安定制度繰入金を増額するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 報告第1号から第15号議案までの16件の説明は終わりました。  次に、日程22、第16号議案 平成24年度長岡京市一般会計予算から日程37、第31号議案 平成24年度長岡京市水道事業会計予算までの16件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) それでは、平成24年度当初予算の各議案につきまして、御説明申し上げます。  私からは、日程22、第16号議案 平成24年度長岡京市一般会計予算につきまして御説明を申し上げ、その他の予算議案につきましては、水道事業管理者及び関係部長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  はじめに、議案の説明に先立ちまして、貴重なお時間を拝借いたしまして、私の平成24年度市政運営の基本的な考え方につきまして、その所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  昨年1月、市政の継続と安定、そして発展を願い、私の基本スローガンであります創造と共生で住みつづけたい長岡京の実現を掲げ、三たびの御信任をいただきました。以来、まちづくりの責任の大きさを改めて痛感しながら、いちずに足元の課題を踏まえ、将来を見据えて市政を進めていきたい、その強い思いで新たな一歩を踏み出しました。  その中で、昨年3月11日、あの未曾有の大災害となりました東日本大震災が起こりました。災害に対する人間の無力さと復旧、復興に取り組む人々のたくましさ、きずなの大切さを改めて深く認識いたしました。  本市におきましても、市民の皆様や職員の御協力のもとに、できる限りの支援に努めてきましたことは、既に御案内のとおりでございます。  あれから1年を迎えようとする中で、今月10日には復興庁が設置されました。今後の取り組みが一元的に、より一層スピード感をもって進むことを願っております。  本市もまたでき得る支援を模索し、この震災を教訓といたしまして、本市におきましても、災害への備えを怠りなきよう取り組む決意を新たにいたしております。  私が掲げました明日のための5つのプランの柱の1つであります災害、事故に強い安心安全なまちづくりを目指してまいります。そして、昨年5月には本市の人口が8万人を突破いたしました。我がまちには地の利があります。この恵まれた自然環境と都市との調和のとれた本市の今日の姿は、先人の皆様方の英知と御努力のたまものと感謝の念にたえない思いであります。  そして、それを引き継ぎ、より発展させながら未来へ引き継いでいくことが、私に与えられた使命であると考えております。水と緑の歴史、文化、環境都市、文化教育立市の展開を進めてまいりたいと考えております。  そして、まちづくりの原動力は市民との思いから、市民協働によるまちづくり、住みつづけたいまちづくりへと邁進いたしてまいりたい、そのような思いの中で、今回お示しいたすものが平成24年度の予算でございます。  今年は市制40周年、人の人生に例えるなら、四十にして惑わずとの言葉がございますように、まさに節目の年を迎えます。  困難を目の前にしたとき、人は正しきこととたやすきことの選択を迫られます。正しき道、すなわち自治の原点を見誤ることなく、見つめ直し、大人の成熟したまちとして歩み出すときであると考えております。  このような重要な時期に市政を担った者といたしまして、改めて身を引き締め、環境、健康、安全を基本に、新しい時代、新しい長岡京へ向けまして、8万市民の皆様方とともに、なお一層何事にも汗をかいて、いちずに取り組んでまいりたい、まずもって皆様方にお誓い申し上げたいと存じます。  以上、私の所信の一端を申し述べ、重ねて市議会並びに市民の皆様方の御支援と御協力を賜りますようによろしくお願い申し上げる次第であります。  引き続きまして、平成24年度一般会計当初予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  一般会計の総額は238億5,490万円であります。前年度当初予算額と比較いたしまして5億5,870万円、率にして2.3%減の予算規模となっております。  まず、歳入でありますが、その根幹をなします市税におきましては、団塊の世代の退職期の影響を背景に、減少傾向にあった個人市民税につきまして、税制改正によります個人市民税につきまして扶養控除の見直しを考慮した結果、ほぼ前年度当初並みと見込まれ、また法人市民税につきましても、平成23年度決算では若干の回復が見られますものの、予断に甘んじることなく、ほぼ前年度並みと見込み計上いたしました。  一方、固定資産税につきましては、評価がえの影響から約8,000万円程度の減収を見込んでおります。その他の税目におきましても、本年度の決算見込みの状況等を勘案いたしました結果、款1市税総額では116億1,310万4,000円を計上し、前年度に比べまして9,613万3,000円、率にいたしまして0.8%の減となっております。  款2地方譲与税から款8地方特例交付金及び款10交通安全対策特別交付金の8つの歳入につきましては、地方財政計画、経済状況等を勘案いたしまして、それぞれ見込まれる額を計上いたしております。  8つの歳入の総額におきましては、款8地方特例交付金において、子ども手当分等がなくなりますことから、対前年度7,350万円の減などにより、前年度に比して8,500万円程度の減額計上といたしております。  款9地方交付税につきましては、出口ベースの総額におきまして、対前年度約1,000億円増の17兆5,000億円が確保されました。これをもとに国の示しました地方財政計画を参考に、基準財政需要額及び収入額を見込み、特別交付税と合わせまして、前年度と比べまして2億8,000万円、率にいたしまして18.1%増の18億3,000万円を計上いたしております。その他の収入では、国、府の補助金や財産収入など、最大限の財源確保に努めました。  一方、実質的な交付税として措置されております臨時財政対策債につきましては、さきの交付税算定に伴い算出された発行可能額として13億6,000万円、対前年度1億7,000万円減の計上といたしております。  以上のような歳入見込みとあわせ、予算編成作業におきまして、すべての事業の吟味、事業費の精査に努め、将来に備えて可能な限り抑制に努めたいと考えております。財政調整基金の取り崩し額を前年度より3,000万円減の4億4,000万円とし、収支の均衡を図っております。  続きまして、歳出予算の概要でございますが、平成24年度予算につきましては、まちと市民(ひと)が元気、安心・希望予算、市制40周年新しい時代へ8万市民とともにと銘打ちまして、足元の課題をしっかりと見据え、未来へつなげるまちづくり、第3次総合計画第3期基本計画の推進のための予算と位置づけをいたしました。  それでは、その重点テーマに沿いながら、主な施策につきまして御説明を申し上げます。  まず、1つ目といたしまして、交流、活力、にぎわいの創出であります。  新しい都市基盤の構築、現在鋭意整備を進めております阪急新駅を拠点とした市南部地域のまちづくり事業も本格化いたしております。第二外環状道路周辺整備としての周辺緑地空間整備の実施設計費など合わせまして5億6,479万円を計上いたしました。  また、アゼリア通りのバリアフリー化検討経費を含めまして、中心市街地であります阪急長岡天神駅周辺整備事業に500万円、そしてこれからの高齢化社会を見据えたまち全体のバリアフリー化に資するため、地域公共交通ビジョンの策定に取り組む経費818万円を計上いたしております。  商工業の活性化に向けましては、中小企業振興融資の枠を増額し、引き続き商工会への支援2,200万円や商店街への支援経費を計上いたしました。また観光の振興に向けましては、新たに阪急沿線の市町との広域連携によりますまちのPRや観光資源であります八条ヶ池水上橋の改修調査費285万円も計上いたしております。  そして、昨年立ち上げました大河ドラマ細川ガラシャ誘致活動経費も計上し、精力的な誘致活動の展開を図ってまいります。  次に、平成21年4月に環境都市宣言をいたしております本市の環境、市民が誇る水、緑の保全としての取り組みであります。  まず、昨年度から取り組んでおります本市の環境基本計画の改定に向けまして、市民参画のもと、計画策定経費や、新たに、仮称でありますが、低炭素タウン長岡京構想に向けての調査研究費など282万円を計上いたしました。また、電気自動車を公用車として1台導入し、普及啓発を図ります。  平成22年度から取り組みを始めました防犯灯のLED化につきましても、一層の推進を図り、住宅用太陽光発電設備の設置助成も増額いたしました。そして、新たに環境マネジメントシステム導入補助制度を立ち上げ、中小企業等への取得支援に努めてまいります。また、昨年度より始めました小学生を対象とした西山森林環境教育に加え、新たに景観学習も始めることといたしました。  美しい環境と緑、水の涵養を守り伝えるために、引き続き里山林の再生事業や西山森林整備推進協議会への支援、そして新たに立石林道の整備にも着手いたします。その経費合わせまして2,061万円を計上いたしました。  また、緑の保全にも大きく寄与します農林業を守るために、有害鳥獣等対策経費を増額いたし、農業支援に1,356万円を計上いたしております。  多様な主体と連携しつつ、我がまちのかけがえのない財産であります西山、そして自然と緑を守り、環境の都の実現に向けましてふさわしいまちづくりを進めてまいります。  次に、3つ目といたしまして、安心、生き生き、健康、福祉の増進であります。  市民生活を取り巻く社会状況は、依然として厳しい状況にあるとの認識のもとに、保健、医療の充実、健康の増進、また安心できる子育て環境の整備や生活不安、雇用不安に対するセーフティネットなど、安心な暮らしが求められております。  生活保護費や障害福祉サービス、また各種医療費扶助など、所要の予算を計上し、子育て支援医療費につきましては、京都府の制度拡充への対応に加えまして、本市単独の支援であります月額200円の医療費負担を3歳までから就学前までに拡大措置をとることといたしました。1億2,955万円を計上いたしました。  また、病後児保育に加えまして、新たに病児保育の実施体制を整える経費も計上いたしております。  健康の増進の面では、引き続き任意の予防接種であります子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの無料接種事業を実施するため6,240万円を計上し、また、無料のがん検診事業も継続することといたしました。安心な暮らしを守るために、昨年度設置いたしました福祉なんでも相談、その窓口を継続し、命のカプセル配布や緊急通報装置の設置要件の緩和など、セーフティネットの充実に努めてまいります。  加えて、新たに訪問看護療養費への支援を開始し、また予算的には介護保険事業特別会計になりますが、認知症対策への新たな取り組み経費600万円も計上いたしております。  国民健康保険事業につきましては、激増する医療費の増加に応じた保険料率の引き上げが避けられない中、現下の経済情勢にかんがみ、特別支援といたしまして通常の負担に加え7,000万円を繰り出し、料率引き上げ緩和に努めます。  未来を担う子どものための経費といたしまして、新たな子どものための手当11億9,218万円を計上し、待機児童ゼロに向けての取り組みの一環といたしました。認可外保育園の運営助成の拡充を図りました。  妊婦健康診査では、14回分の公費助成を継続するための経費6,306万円を計上いたしております。また、子育て不安の軽減、孤立化防止支援のためのつどいの広場、ファミリーサポートセンター等の運営支援にも、引き続き努めてまいります。  学校教育の推進に向けましては、文化教育立市を掲げる私にとりましては、子どもたちは、平素から申し上げておりますとおり、小さな大切な市民であります。本年度に更新を迎えます教育用システムを再編し、コンピュータ教室の全パソコンの更新に加えまして、全小中学校のふつう教室すべてに大型モニターを導入し、デジタル教科書など教育用ソフトも充実を図ってまいり、ICT活用により教育の質の向上、学力の向上を目指してまいります。そのための経費6,079万円を計上いたしました。
     なお、この新システムに要する経費は、今後6年間で総額5億円余りとなる見込みであります。また、本市が独自に取り組んでおりますAETや外国語活動指導員を導入した小中学校全学年を対象とした英語教育の実施や各小中学校への図書館司書の配置、図書の購入費の充実にも努めてまいります。  男女共同参画社会の実現に向けましては、相談、啓発事業の継続実施、また防災会議への女性登用など、総合的な推進に努めてまいります。  次に、4つ目といたしましては、安心安全まちづくりの推進であります。  地域における防災防犯への取り組みの重要性はますます高まってきております。未曾有の被害をもたらしました東日本大震災、その教訓を我々は生かさなければなりません。平成23年度よりできるところから取り組みを進めてまいりましたが、平成24年度はその基本となります地域防災計画を見直し、改定に取り組みをいたしてまいります。  また、今回の震災で新たな脅威となりました放射能への対応といたしまして、職員放射能測定システムを導入することとし、そのための経費800万円を計上いたしました。少しでも市民の皆様方の安心の担保になればとの思いからでございます。  そして、被害の軽減対策のための具体的な環境整備であります。小中学校の耐震化にも引き続き取り組みを進めてまいります。早期の整備を目指します。  災害時用マンホールトイレにつきましても、計画的整備を進め、平成24年度は深田保育所の耐震化工事も実施いたしてまいります。また、JRをまたいで通学路として利用していただいております老ヶ辻歩道橋の全面改修経費1億6,200万円、下水道会計での対応となりますが、雨水浸水対策としての風呂川排水区雨水貯留施設整備工事費7,620万円を計上いたしました。  さらに、自主防災組織の育成拡大、災害時用備蓄物資の整備にも継続して取り組みを進めてまいります。安心安全の確保に努め、防災とあわせまして、安心安全のため、欠かせない重要な視点であります防犯啓発活動支援にも努めてまいる所存であります。  次に、5つ目といたしまして、地域力の向上、そして文化力の創出であります。  地域力の向上に向けましては、地域コミュニティ活性化事業に237万円、自立した市民活動を応援するための補助金166万円を計上し、新たに支え合う居場所づくりへの仕掛けといたしまして、まず、コミュニティ活動の立ち上げ支援を手がけていきたいと考えております。そのための経費53万円を計上いたしました。  また、地域の自治会活動の大切な担い手であります自治会活動への支援にも1,922万円を計上いたしております。  次に、文化の発信定着に向けてであります。  国民文化祭につきましては、皆様方の御協力と御支援のもとに成功裏に終えられたものと感謝いたしております。私たちはこの貴重な体験を生かし、文化力のさらなる高揚に向けての取り組みを進めていかなくてはならないと考えております。  平成24年度はポスト国文祭事業として、新たに音楽のまちづくり事業を立ち上げます。国文祭で培ったノウハウ、人の輪を生かし、市民参加によりますオーケストラの祭典やバンビオ広場でのコンサートの定期実施に取り組みたいと考えております。  そして、引き続き長岡京音楽祭やバレエの祭典への支援にも経費を計上いたしました。市民の貴重な財産であります文化財の活用に向けましても、平成23年度から着手いたしました恵解山古墳保存整備事業に1億879万円を計上いたしました。  また、細川幽斎公が古今和歌集解釈の奥義を伝授、古今伝授の間の建物ゆかりの地を記念いたしまして、八条ヶ池での石碑の建立や、勝竜寺城の土塁跡の保存にも着手いたします。これらの貴重な資源を活用しながら、本市の魅力を高め、文化教育ゾーンとしての展開をいたしてまいります。  スポーツの振興におきましては、総合型地域スポーツクラブの推進に188万円、長岡第七小学校のグラウンド芝生化に592万円、スポーツセンター施設改修経費に650万円を計上いたしております。  以上、5つの柱立て、視点からの特筆すべき項目につきまして、御説明をいたしましたが、このほかにも市民の暮らしを守る良質な水の安定供給、観光の振興など、足元の課題をしっかり見据え、そして、明日を見つめながら、子どもたちの未来へつなぐまちづくりを進めるため、施策にも財源を配分いたしました。  最後に、これら施策の実施におきまして、その主体であります市の行財政改革は必須のものと考えております。他市町に比べ健全な財政も、決して安堵できるものではなく、不断の努力が必要であります。歳出を押さえ、経費節減を図る今回の予算編成におきましては、従前にも増して厳しい財政状況であることをひしひしと実感いたしながら、みずからの責任を重く受けとめ、昨年夏に実施いたしましたサマーレビューによる課題点検などを踏まえまして、職員と議論に議論を重ねながら、苦渋の判断のもと歳出の見直し、編成に努めてまいりました。一つ一つは小さな経費でも、厳しい中でもめり張りの効いた予算にすべく、査定に臨み、その思いで編成いたしました。  以上、平成24年度の一般会計当初予算の概要を申し上げまして、市制40周年の節目、我々は未来へ向けて歩み出さなければならない重要な年であります。そのための当初予算を編成いたしましたが、今後も気を緩めることなく、現在の社会、政治、経済環境の中で、平成24年度の行財政運営は寸時の油断も楽観も許されないとの厳しい予測に立ち、今後の市政の運営、予算の執行におきましては、一年を通し、安定した運営ができますように一層の努力をしなければならないと考えております。  私はその努力を惜しむものではございません。皆様の御期待に沿うべく、全身全霊市政に邁進いたしてまいる覚悟にいささかの迷いもございません。その思いを申し述べ、あわせて議員各位並びに市民の皆様方のより一層の御指導と御鞭撻、御理解をお願い申し上げ、平成24年度一般会計当初予算の説明とさせていただきます。御審議をよろしくお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 河村水道事業管理者。             (河村 豊水道事業管理者登壇) ○(河村 豊水道事業管理者) 日程37、第31号議案 平成24年度長岡京市水道事業会計予算につきまして、御説明申し上げます。  平成24年度は5カ年の中期経営計画の中間年度となります。計画に基づき引き続き給水区域の統合に向けて、長法寺配水池と北配水池の統合事業を重点的に進めてまいります。  また、将来にわたって地下水を活用していくために、浄水処理機能の向上を図っていくほか、老朽化した水道管の更新や耐震化を計画的に進めていくために、データの整備などにも取り組んでまいります。  それでは、予算の内容を各条に沿って説明させていただきます。  まず、第2条の業務の予定量であります。  給水件数は微増が見込まれますが、年間総給水量については、昨今の経済状況を背景に、水需要が大きく減少していることから、平成23年度予算より約2.2%減、決算見込みより約1.2%減の996万3,000立方メートルとしています。  また、有収水量についても、平成23年度予算より約2.1%減、決算見込みより1.0%減の905万6,000立方メートルと見込んでいます。  次に、第3条の収益的収入及び支出であります。  それぞれ平成23年度決算見込みと比較しまして、まず、収入である事業収益は4,005万円減の23億75万4,000円を見込んでいます。この内訳ですが、水道料金は有収水量の減少に伴い2,516万1,000円減の20億7,809万5,000円と見込んでいます。  そのほか、受託工事収益は570万3,000円減の8,980万9,000円、一般会計からの水源費対策補助金等は33万2,000円減の4,261万6,000円、経営健全化に対する京都府の補助金は18万9,000円増の716万8,000円を計上しています。  一方、支出である事業費用については7,430万3,000円減の23億437万8,000円を見込んでいます。その主なものとしては、営業費用のうち、原水及び浄水費における府営水道の受水費が、一日当たり平均1万3,500立方メートルの受水量とし、907万6,000円減の9億812万円、配水及び給水費における委託料が2,005万5,000円増の4,728万8,000円、受託工事費は対象工事の減等により957万4,000円減の1億682万9,000円、資産減耗費は、北配水池等の固定資産除却費を計上した前年から通常ベースに戻り、6,776万4,000円減の375万9,000円、営業外費用では消費税納付額が1,610万9,000円減の302万7,000円であります。  これらの結果、収益的収支は362万4,000円、消費税を除く実質収支では3,186万2,000円の当年度純損失となる見込みであります。  次に、第4条の資本的収入及び支出であります。  平成23年度決算見込みに対し、収入では総額で2億53万9,000円増の4億3,263万円を見込んでいます。その主なものは、企業債が1億4,700万円増の3億2,000万円、加入金が487万6,000円増の4,702万4,000円、分担金が対象工事の増により4,878万5,000円増の6,310万6,000円であります。  一方、支出につきましては、総額で2億8,377万2,000円増の8億8,830万1,000円を見込んでいます。その主なものは、事務費が、浄水処理方法の変更等の水道事業認可変更申請委託料の増加により1,431万1,000円増の8,249万円、企業債借り入れの対象となる施設整備事業費では、給水区域統合に向けた配水池関連工事や配送水管の布設工事、ポンプ設備関連工事などを予定し、2億1,113万5,000円増の4億5,326万4,000円、分担金や自己財源による施設事業費が京都第二外環状道路工事の進捗にあわせた敷設工事の増加等で8,474万7,000円増の1億3,302万1,000円、また、企業債償還金は2,580万8,000円減の2億1,708万1,000円を見込んでいます。  これらの結果、資本的収支は4億5,567万1,000円の不足となる見込みですが、この不足額は、損益勘定留保資金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんすることとしています。  なお、補てん財源の年度末残高は、平成23年度末見込みより4,224万円減少し、8億1,125万5,000円になる見込みであります。  次に、第5条の継続費ですが、表に示しておりますとおり、給水区域統合事業として総額4億5,486万円、内訳といたしまして、平成24年度が2億2,732万5,000円、平成25年度が2億2,753万5,000円と定めるものであります。  内容につきましては、北配水池の築造工事及び配水池周辺の配管整備工事が単年度では完了することが困難であるため、継続事業とするものであります。  次に、第6条の債務負担行為ですが、平成24年度上半期で、窓口業務を中心とした営業業務委託契約が期限となることから、以後3年間、平成27年度上半期までの債務負担行為を設定するものであります。  以上が平成24年度予算の概要ですが、水道ビジョンに基づき、将来にわたって安全で安心できる水の安定供給の確保と、市民の皆様の満足度を向上させていくための各施策に全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) ただいま、提案説明の途中ですが、午後1時まで休憩します。               午前11時53分 休憩              ─────────────               午後 1時00分 再開 ○(上田正雄議長) 休憩を閉じ続会します。  引き続き、提案理由の説明を求めます。  山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) それでは、日程23、第17号議案 平成24年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算及び日程24、第18号議案 平成24年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  はじめに、日程23、第17号議案 平成24年度長岡京市国民健康保険事業特別会計についてでございますが、予算総額は、歳入歳出それぞれ81億6,133万9,000円を計上するものでございます。前年度当初予算と比較いたしますと9.5%の増となっております。  平成24年度の国民健康保険の加入者見込み数は、世帯数で1万1,309世帯、前年度比1.1%の増、被保険者数は1万8,835人で、前年度比0.2%の減を見込んでおります。  国民健康保険事業の運営につきましては、高齢化の進展や医療技術の高度化により、医療費の増加傾向にある中、さらなる国保事業の適正な運営管理に努めてまいりたいと考えております。  それでは、歳出の主なものにつきまして御説明させていただきます。  はじめに、総務費といたしまして1億2,627万9,000円を計上いたしております。これは事務費及び職員給与費等でございます。  次に、保険給付費は57億8,879万5,000円を計上いたしております。前年度と比較いたしまして11.4%の増でございます。主な内容は、療養諸費で51億1,821万7,000円、高額療養費で6億2,560万1,000円を計上し、その他出産育児一時金などを含めた保険給付費総額の歳出総額に占める割合は70.9%となっております。  後期高齢者支援金等は9億1,627万9,000円で、前年度比8.5%の増となっております。前期高齢者納付金等は110万4,000円を計上いたしております。  介護納付金につきましては3億5,207万6,000円を計上しており、これは介護保険第2号被保険者負担分でございます。前年度比6.1%の増となっております。  共同事業拠出金では8億4,910万2,000円を計上し、前年度比5.0%の増となっております。  保険費では9,505万1,000円を計上しております。内容は、特定健康診査、特定保健指導費で6,962万3,000円、人間ドック、がん検診等の保険事業費で2,542万8,000円となっております。  次に、歳入について御説明申し上げます。  歳入の主なものは、国民健康保険料で保険料総額18億5,488万2,000円を計上し、歳入総額に占める割合は22.7%となっております。  国庫支出金は14億5,277万1,000円を計上し、内訳は、国庫負担金が12億5,278万8,000円、国庫補助金が1億9,998万3,000円となっております。  次に、療養給付費等交付金といたしまして6億327万8,000円、前期高齢者交付金25億6,067万2,000円を計上いたしております。  府支出金は3億1,022万1,000円を計上し、内訳は、府負担金が6,036万8,000円、府補助金が2億4,985万3,000円となっております。  次に、共同事業交付金では7億8,328万8,000円を計上いたしております。内訳は、高額医療費共同事業交付金が1億5,245万4,000円、保険財政共同安定化事業交付金が6億3,083万4,000円となっております。  最後に、繰入金につきましては5億8,873万5,000円を計上し、内訳は、国のルール分として4億2,529万1,000円を計上いたしております。内容は、保険基盤安定制度繰入金、出産育児一時金、財政安定化支援事業及び事務費繰入金となっております。  また、市ルール分は9,344万4,000円を計上いたしております。内訳は、地方単独影響分として2,344万4,000円、保険料負担激減緩和分として7,000万円となっております。  また、基金繰入金といたしまして財政調整基金を取り崩して7,000万円を繰り入れております。  24年度も一般会計予算におきましても非常に厳しい状況にありますが、一般会計からの繰り入れと財政調整基金の取り崩しを行い、保険加入者の保険料負担を緩和したところでございます。  次に、日程24、第18号議案 平成24年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  乙訓休日応急診療所は、地域医療の一翼を担って開設し、30年を経過いたしました。その間、日、祝日や年末年始における内科、小児科の救急診療所として開所し、1日平均約50人の受診者が利用いただいております。  それでは、平成24年度予算につきまして、御説明させていただきます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ6,633万円で、前年度と比較いたしましてほぼ同額を計上いたしております。  はじめに、歳出でございますが、総務費で6,211万6,000円を計上しており、主なものは、医師、薬剤師、看護師の人件費や施設維持と機器類の保守、診療報酬請求に伴います医事業務、機器の借り上げなど、運営に要する経費でございます。  次に、医業費で371万4,000円を計上いたしております。これは診療に伴う医薬材料費の購入費でございます。  なお、予備費につきましては50万円を計上いたしております。  続きまして、歳入でございますが、診療収入は、開所71日間で4,110万2,000円を見込んでおります。  分担金及び負担金は、共同運営者であります向日市と大山崎町から、運営分担金として1,165万8,000円を計上しております。  使用料及び手数料は、施設使用料137万6,000円、文書料5,000円を計上しております。  一般会計からの繰入金は918万円を計上しており、これは診療所運営に係る経費のうち長岡京市の負担分でございます。  その他、繰越金といたしまして300万円を、諸収入といたしまして9,000円を計上しております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 辻井総務部長。               (辻井仁史総務部長登壇) ○(辻井仁史総務部長) 日程25、第19号議案から日程32、第26号議案まで、平成24年度各財産区特別会計予算の全8件につきまして、一括して御説明申し上げます。  まず、日程25、第19号議案 平成24年度長岡京市馬場財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ477万9,000円で、歳入予算では、前年度繰越金469万9,000円、預金利子8万円、歳出予算では、不法占用車両の撤去及び草刈り手数料として18万円、財産区財産維持管理助成金130万円、予備費329万9,000円といたしております。  次に、日程26、第20号議案 平成24年度長岡京市神足財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ3,188万円で、歳入予算では、前年度繰越金3,172万9,000円、預金利子15万円、財産区財産使用料1,000円、歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、日程27、第21号議案 平成24年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ478万2,000円で、歳入予算では、前年度繰越金476万6,000円、預金利子1万6,000円、歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、日程28、第22号議案 平成24年度長岡京市調子財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ8,632万7,000円で、歳入予算では、財産区財産貸付料30万2,000円、前年度繰越金8,557万1,000円、預金利子45万4,000円、歳出予算では、草刈り手数料43万2,000円、予備費8,589万5,000円といたしております。  次に、日程29、第23号議案 平成24年度長岡京市友岡財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ2,364万4,000円で、歳入予算では、前年度繰越金2,353万円、預金利子11万4,000円、歳出予算では全額を予備費といたしております。
     次に、日程30、第24号議案 平成24年度長岡京市開田財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ4億5,293万7,000円で、歳入予算では、財産区財産貸付料45万円、前年度繰越金4億5,016万6,000円、預金利子230万3,000円、財産区財産使用料1万8,000円、歳出予算では、ごみの不法投棄処分並びに伐採及び草刈り業務手数料合わせて155万円、財産区財産維持管理助成金400万円、八条ヶ池周辺維持管理経費に係る一般会計への繰出金45万円、予備費4億4,693万7,000円といたしております。  次に、日程31、第25号議案 平成24年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ1,807万5,000円で、歳入予算では、前年度繰越金1,777万8,000円、預金利子28万9,000円、財産区財産使用料8,000円、歳出予算では、草刈り手数料88万円、土地価格鑑定料42万円、財産区財産維持管理助成金300万円、予備費1,377万5,000円といたしております。  最後に、日程32、第26号議案 平成24年度長岡京市粟生財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ129万1,000円で、歳入予算では、前年度繰越金128万5,000円、預金利子4,000円、財産区財産使用料2,000円、歳出予算では、全額を予備費といたしております。  以上、平成24年度の8財産区特別会計予算の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 田中上下水道部長。              (田中達也上下水道部長登壇) ○(田中達也上下水道部長) 日程33、第27号議案 平成24年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算について、御説明申し上げます。  はじめに、下水道の整備状況について、概要を説明させていただきます。  まず、汚水でございますが、平成23年度末時点での供用しております面積は944.2ヘクタールで、計画面積1,166ヘクタールに対し81%、また、人口整備率は99.1%となる見込みでございます。  汚水事業につきましては、おおむね計画的な面整備は完了し、長寿命化事業として施設の維持と更新に積極的に取り組んでまいりますとともに、京都第二外環状道路の工事進捗にあわせた管渠の整備を予定いたしております。  次に、雨水でございますが、昨年度に引き続きまして、風呂川排水区の雨水貯留施設の設置工事を実施するとともに、京都府流域下水道雨水幹線の整備により、必要となります都市計画決定の変更に伴います業務委託、また犬川配水区域での降雨確率面などの見直しによる業務委託を実施するものでございます。  それでは、平成24年度予算について御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額を32億3,996万9,000円といたしておりまして、前年度当初予算と比較いたしますと2億3,466万8,000円、率にして7.8%の増となっております。  歳入予算から御説明申し上げます。  まず、款1使用料及び手数料の公共下水道使用料でありますが、前年度の当初予算と比べまして1.1%減の11億7,031万9,000円を見込んでおります。これは集合家事用を含めました一般家庭用はほぼ同量と見込めますものの、大口事業所をはじめとします会社、工場用の使用水量が減少すると見込んだためであります。  次に、款2国庫支出金の下水道費補助金につきましては、管渠の長寿命化計画や京都第二外環状道路の工事進捗にあわせました管渠の整備等の補助対象事業費の増加により、92.8%増の1億2,050万円を計上いたしております。  次に、款3繰入金の一般会計繰入金につきましては、前年度とほぼ同額で0.3%増の9億9,100万円を計上いたしております。  次に、款4繰越金につきましては、前年と同額の10万円を計上いたしております。  次に、款5諸収入につきましては、項3雑入で、京都第二外環状道路関連の対象工事のうち既設管の撤去などの補償対象工事がなくなりますことから、57%減の825万円を計上いたしております。  次に、款6市債の下水道債につきましては、対象となります公共下水道工事の増加に伴いまして、26.3%増の9億4,980万円を計上いたしております。  続きまして、歳出予算について御説明申し上げます。  まず、款1事業費につきましては、前年度当初予算と比べまして25.5%増の13億3,793万9,000円を計上いたしております。この内訳でありますが、目1一般管理費は、下水道改修工事費の減などにより、3.7%減の7億8,275万6,000円となっております。  その主な内容といたしましては、使用料徴収事務に係ります経費のほか、汚水処理経費であります流域下水道維持管理負担金、長寿命化計画策定の業務委託、またマンホールトイレの設置などの施設改修工事であります。  その他、今里雨水貯留施設やアメニティ下水道の維持管理費用及び下水道事業全般に係ります経常的な事務経費等でございます。  次に、目2下水道築造費汚水分でございますが、260%増の4億5,010万7,000円を計上いたしております。その主な内容でございますが、桂川右岸流域下水道事業負担金につきましては、ほぼ前年度と同様となっておりますが、公共下水道工事につきまして、京都第二外環状道路工事の進捗にあわせて実施します必要がございます整備工事が集中し、事業費が増加したものでございます。  次に、目3下水道築造費雨水分でございますが、18%減の1億507万6,000円を計上いたしております。その主な内容でございますが、流域下水道雨水建設負担事業の桂川右岸流域下水道事業負担金、また雨水の築造事業といたしまして、一文橋2丁目地内の野添公園内で風呂川配水区の雨水貯留施設の設置工事を引き続き実施いたします。  このほか、都市計画決定の変更に伴います業務委託降雨確率年などの見直しによります犬川配水区域の基本計画の変更業務委託を実施するものでございます。  次に、款2公債費につきましては、1.9%減の18億9,981万6,000円であります。その内訳は、元金の償還金が0.7%減の12億5,389万5,000円、利子償還金は4.3%減の6億4,592万1,000円となっております。  次に、款3予備費につきましては221万4,000円を計上いたしております。  次に、第2条の地方債でございますが、第2表のとおり、下水道事業につきまして限度額を9億4,980万円といたしております。  最後に、第3条の一次借入金でございますが、借入限度額を10億円とするものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) 日程34、第28号議案 平成24年度長岡京市介護保険事業特別会計予算について、御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ49億5,724万3,000円を計上するものでございます。前年度と比較いたしますと6.7%の増でございます。  平成24年度予算は、平成24年度から26年度までを計画期間とする第5期介護保険事業計画の初年度に当たり、要介護認定者等の増加に伴い、増大する介護給付サービス費に対応できるよう関連施策のための予算を計上いたしました。  はじめに、歳出について御説明申し上げます。  総務費といたしまして1億1,773万1,000円を計上いたしております。主な内容は、総務管理費が6,543万4,000円で、介護認定審査会費につきましては4,870万1,000円を計上いたしております。  次に、保険給付費といたしまして46億9,249万4,000円を計上いたしております。前年度と比較いたしまして6.8%の増で、主な内容は、介護サービス等諸費43億664万7,000円、介護予防サービス等諸費1億3,766万3,000円で、その他、高額介護サービス等費、特定入所者介護サービス等費などを含めた歳出総額に占める保険給付費総額の割合は94.7%となっております。  次に、地域支援事業費は、総額で1億2,301万5,000円を計上いたしております。前年度と比較いたしまして6.3%の増で、主な内容は、介護予防事業費4,083万円、地域支援の総合相談や介護予防マネジメントの中心的な役割を担う地域包括支援センター運営事業費につきましては6,767万8,000円で、その他、成年後見制度利用支援事業、家族介護支援事業、認知症施設総合推進事業等からなる任意事業の経費は1,450万7,000円でございます。  続きまして、歳入について御説明申し上げます。  主なものは、介護保険料といたしまして11億6,351万9,000円を計上いたしております。  次に、国庫支出金といたしまして9億9,194万8,000円を計上いたしております。内訳は、国庫負担金が8億4,050万7,000円、調整交付金、地域支援事業交付金及び介護保険事業費補助金を合わせた国庫補助金が1億5,144万1,000円となっております。  次に、支払基金交付金として13億7,194万9,000円を計上し、大半は介護給付費交付金が占めております。  次に、府支出金は7億422万9,000円を計上し、内訳は、府負担金が6億8,428万7,000円、府補助金が1,994万2,000円となっております。  なお、繰入金は一般会計繰入金として7億2,381万円を計上いたしております。  以上、平成24年度長岡京市介護保険事業特別会計予算の概要でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 佐々谷建設部長。              (佐々谷明光建設部長登壇) ○(佐々谷明光建設部長) 日程35、第29号議案 平成24年度長岡京市駐車場事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算の御説明の前に、平成23年度の市営駐車場の利用状況につきまして、簡単に御報告させていただきます。  平成23年度の駐車場利用台数は、1月末現在で、二輪車を含めまして延べ31万6,478台、利用料収入は1億800万円となり、収支見込みは前年度をやや下回る見込みであります。  また、平成20年11月より導入いたしました障がい者割引制度の利用につきましては、月に100件を超える利用があるなど増加してきております。引き続き平成24年度もより一層の市民サービス向上と利用者の利便増進に努めてまいりたいと考えております。  それでは、平成24年度予算の概要について、御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ4,869万1,000円となっております。  まず、歳入予算から御説明申し上げます。  款1駐車場事業基金利子として財産収入14万8,000円、款2一般会計からの繰入金444万2,000円、款3前年度からの繰越金10万円と、款4諸収入の預金利子1,000円のほかに、雑入としまして4,400万円を計上いたしております。これは駐車場納付金として指定管理者から納付いただくものであります。  次に、歳出予算について御説明いたします。  款1事業費といたしましては1,657万3,000円を計上いたしておりますが、その主なものは、目1駐車場管理費としての1,632万5,000円は、管理組合に納入いたします修繕積立負担金1,235万5,000円と消費税納税義務者として消費税及び地方消費税230万円及び駐車場の出入り口に増設いたします防犯カメラ設置工事に係る経費147万円等であります。  次に、目2財産管理費として、駐車場事業基金へ繰り入れます積立金24万8,000円を計上いたしております。  次に、款2公債費の3,200万7,000円でありますが、長期債元金償還金として2,645万4,000円、長期債利子償還金としての555万3,000円であります。  次に、款3予備費として11万1,000円を計上いたしております。  以上が平成24年度長岡京市駐車場事業特別会計予算の概要であります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) 日程36、第30号議案 平成24年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  はじめに、後期高齢者医療被保険者数は、平成24年1月末現在で7,549人で、前年度同月比4.7%の増加となっております。  予算の総額は、歳入歳出それぞれ9億3,208万9,000円で、前年度と比較いたしますと10.3%の増加となっております。  まず、歳出でございますが、総務費は3,594万6,000円を計上いたしております。内容は、人件費及び事務費等で、対前年度比13.3%の減でございます。  次に、後期高齢者医療広域連合納付金で8億9,510万4,000円を計上いたしております。内容は広域連合事務費負担金、後期高齢者医療保険料等負担金及び基盤安定制度負担金で、対前年度比11.5%の増でございます。  続きまして、歳入について御説明申し上げます。  主なものは、後期高齢者医療保険料で7億7,894万4,000円を計上いたしております。対前年度比11.8%の増でございます。  次に、一般会計からの繰入金として1億5,205万4,000円を計上いたしております。内容は、保険基盤安定制度繰入金、広域連合事務費負担金繰入金及び職員給与費事務費繰入金でございます。対前年度比較で3.2%の増でございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 第16号議案から第31号議案までの16件の説明は終わりました。  お諮りします。  ただいま議題となっております第16号議案から第31号議案までの16件については、質疑を省略し、予算審査特別委員会を設置して、これに付託することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  ただいま設置されました予算審査特別委員会委員の選任についてを直ちに議題とします。  お諮りします。  予算審査特別委員会委員には、全議員の26名を指名することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  なお、正副委員長の選出については、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選をお願いします。  以上で本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  明24日から27日までは議案熟読のため休会とし、28日午前10時に再開することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本日はこれをもって散会します。  御苦労さまでした。                午後1時36分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
               長岡京市議会議長  上 田 正 雄            会議録署名議員   髙 見 良 一            会議録署名議員   岩 城 一 夫 ─────────────────────────────────────────  議 案 付 託 表                        平成24年長岡京市第1回議会定例会                        2月23日 付 託  予算審査特別委員会  ┌──────┬───────────────────────────┬───┐  │ 議案番号 │       件           名       │備 考│  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第16号議案│平成24年度長岡京市一般会計予算           │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第17号議案│平成24年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算   │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第18号議案│平成24年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算  │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第19号議案│平成24年度長岡京市馬場財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第20号議案│平成24年度長岡京市神足財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第21号議案│平成24年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算     │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第22号議案│平成24年度長岡京市調子財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第23号議案│平成24年度長岡京市友岡財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第24号議案│平成24年度長岡京市開田財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第25号議案│平成24年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算    │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第26号議案│平成24年度長岡京市粟生財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第27号議案│平成24年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算    │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第28号議案│平成24年度長岡京市介護保険事業特別会計予算     │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第29号議案│平成24年度長岡京市駐車場事業特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第30号議案│平成24年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算  │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第31号議案│平成24年度長岡京市水道事業会計予算         │   │  └──────┴───────────────────────────┴───┘...